ヤクルト五十嵐 引退セレモニー後に伝説の右翼フェンスよじ登り

ヤクルトの五十嵐亮太投手(41)が、引退セレモニー後のグラウンド一周で伝説の右翼フェンスよじ登りパフォーマンスを披露した。

約7分間のあいさつを終え、高津監督や涙ぐんでいた石川を笑顔に変えると、慣れ親しんだマウンドの上で5度宙に舞った。  その後ファンの声援に応えるため、グラウンドの一周へ。右翼フェンスにゆっくりと近づくと、勢いよくフェンスをよじ登った。ファンの声援に最後まで笑顔で答え続け、手も振った。  これは2001年の日本一になった際に古田らが行い、さらに宮本も引退試合で披露した伝統のパフォーマンス。五十嵐は「やろうと決めていた。あそこからの景色を見たいなと」と笑顔を見せ、「もたついたら恥ずかしいので、渾身(こんしん)の力で登りました」と話した。